耳づまりで耳が痛い原因とは!?その予防、対処方法紹介!
鼻づまりによって耳が痛くなることがあります。
鼻と耳というのはつながっており、さらに言えば口もつながっています。
鼻水をすすると喉に流れてくる感覚があると思いますが、その場合には喉に鼻水が流れていきます。
また鼻をかむときに耳に閉塞感などが現れることがあります。
これは鼓膜の内側と外側で空気圧が変化してしまうことによってこのような症状が現れます。
例えば飛行機に乗った時や山に登っているときなどに耳にこもる感じが出ることがあると思います。
要するに耳の中では同様のことが起きていると考えられます。
鼻づまりが原因となって起こる場合には鼻水などの粘液が耳に流れ込んでしまうことが原因となって起こります。
特に鼻の奥が詰まっていると耳と鼻をつないでいる耳管が粘液によって狭くなってしまったりふさいでしまうこともあります。
これらのことが原因で痛いという症状が出てしまうことがあります。
ただ気圧が変化しているだけであれば、処置は簡単です。
唾を飲み込んだり、口と鼻を抑えて空気を出すという方法があります。
また自然に治ることがほとんどですので、そこまでの心配はいりません。
しかし痛い症状が続いている場合や痛みが強い場合には注意が必要です。
痛みが出ている場合には中耳炎や副鼻腔炎、耳管狭窄症などの可能性も疑われます。
これらの病気を発症してしまった場合には病院での治療が必要になります。
これらの病気にかからないためにも正しい鼻のかみ方について紹介していきましょう。
第一に優しくかむことが大切です。
私自身も鼻炎持ちなので行ってしまいがちなのですが目いっぱいかんでしまうと空気圧が変わってしまうことにもなりますし、耳に負担がかかって痛みが出ることもあります。
優しく片方ずつかむということが最も大切です。
片方ずつかむことによって細菌やウイルスをしっかりと外に出せます。
痛い場合の対処方法は、まずは冷やしましょう。
氷などを直接当てることは凍傷の原因となりますのでタオルなどで巻いてから当てましょう。
応急処置として痛み止めなどを服用することも有効です。
しかし痛みが出ているということは身体には何らかの異常が出ているサインですので、早めに病院へ行きましょう。
その場合には耳鼻科、子どもの場合には小児科へ行きましょう。